決算仕訳伝票入力
決算仕訳の登録/表示/修正/削除を行います。
使い方
・新しく決算仕訳伝票を登録する
新しく決算仕訳伝票を登録する方法を説明します。
図1-1
[追加]ボタン(図1-1-1)を押し追加モードにします。(
モード)
入力日付を選択(各月選択可能)します。(図1-1-2)
仕訳(図1-1-3)を入力します。
下図で示した番号(1~7)順に入力してください。
貸方も同様に入力します。
貸方の金額はエンターキーで借方の金額をコピーします。
図1-2
*[取消]ボタン(図1-1-5)を押すと入力した仕訳をクリアします。
伝票を登録します。
[登録]ボタン(図1-1-6)を押します。
登録確認画面(図1-3)が表示されます。
[OK]ボタンを押すと伝票が登録されます。
*登録後[
伝票▲/伝票▼]ボタンや[
付箋▲/付箋▼]ボタンで登録した伝票を表示することができます。
・日付と伝票Noで登録済みの決算仕訳伝票を表示する
登録済みの決算仕訳伝票を表示する方法を説明します。
図2-1
[表示]ボタン(図2-1-1)を押します。
下図の画面が表示されます。
図2-2
伝票No(図2-2-1)を入力します。*入力しなくても可
[OK]ボタン(図2-2-2)を押します。
伝票が表示されます。
呼び出した伝票の総数(図2-1-2)と、現在表示されている伝票の順番(図2-1-3)が表示されます。
*表示したい伝票を変えたい場合は[
伝票▲/伝票▼]ボタンを押してください。
また[
付箋▲/付箋▼]ボタンで付箋が付いた伝票だけを表示できます。
・検索条件を使って登録済みの決算仕訳伝票を表示する
検索を実行して決算仕訳伝票を表示します。
図3-1
[検索条件]ボタン(図3-1-1)を押します。
検索条件画面(図3-2)が表示されます。
図3-2
*は必須入力項目
[期間] |
会計年度* | 会計年度を選択します。 |
日付/月* | 日付範囲か月度範囲を選択します。 |
日付 | 日付範囲を入力します。 |
月 | 月度範囲を指定します。 |
通常仕訳/決算仕訳/両方* | 検索対象とする仕訳のタイプを選択します。 |
[伝票番号] |
伝票番号 | 伝票番号の範囲を入力します。未入力の場合はすべての伝票を対象とします。 |
[証憑/伝番] |
証憑/伝番 | 証憑番号の範囲を入力します。入力した場合は証憑番号が登録されている伝票、未入力の場合はすべての伝票を対象とします。 |
[科目/補助科目] |
科目/補助科目 | 科目や補助科目を指定する場合はチェックを付けます。 |
科目/補助科目選択画面 | 指定する科目、または補助科目を選択します。 |
両方/借方のみ/貸方のみ | 指定した科目/補助科目の貸借の位置を選択します。(両方はどちらでも可) |
削除分も表示 | 補助科目マスタから削除した補助科目に関しても、表示する場合は、チェックを付けます。 |
補助科目のその他を含む | 補助科目の「その他」で入力した伝票を検索する場合にチェックをつけます。 |
[税区分] |
税区分 | 税区分を指定する場合はチェックを付け、税区分を選択します。 |
[部門] |
部門 | 部門を指定する場合はチェックを付け、部門構成を選択します。 |
部門選択画面 | 指定する部門を選択します。 |
その他を含む | 「その他」で入力した部門を検索する場合にチェックを付けます。 |
[取引先] |
取引先 | 取引先を指定する場合はチェックを付けます。
残高管理を行っている場合は、取引先コードの範囲を指定します。
残高管理を行っていない場合は、取引先に含まれる文字を指定します。 |
その他を含む | 取引先で「その他」の取引先を検索する場合にチェックを付けます。 |
[摘要] |
摘要 | 摘要を指定する場合はチェックを付けます。
摘要に含まれている文字を指定します。 |
[付箋] |
付箋 | 付箋を指定する場合はチェックを付けます。
指定する付箋を選択します。(複数選択可) |
[金額] |
金額 | 金額を指定する場合はチェックを付け、指定する金額の範囲を入力します。 |
[入力元画面] |
入力元画面 | 現在は使用していません。 |
[検索開始]ボタンを押します。
伝票が表示されます。
・登録済みの決算仕訳伝票を修正する
登録済みの仕訳伝票を修正する方法を説明します。
図4-1
修正したい伝票を表示します。
修正モードにします。
[修正]ボタン(図4-1-1)を押します。
伝票を修正します。
*[取消]ボタン(図4-2-2)を押すと修正した部分がクリアされ修正前の状態に戻ります。
[登録]ボタン(図4-2-3)を押します。
・登録済みの決算仕訳伝票を削除する
登録済みの仕訳伝票を削除する方法を説明します。
図5-1
削除したい仕訳伝票を表示します。
修正モードにします。
[修正]ボタン(図5-1-1)を押してください。
Shiftキーを押している間、もう一つのファンクション(図5-1-2)が表示されます。
その状態(Shiftキーを押した状態)で[削除]ボタン(図5-1-3)を押します。
削除の確認のダイアログ(図5-2)が表示されます。
図5-2
[OK]ボタンを押すと伝票が削除されます。
項目の説明
*は必須入力項目
[見出し] |
伝票日付* | 伝票日付を表示します。(決算日が入力されています) |
伝票NO | 伝票Noが表示されます。
伝票Noは自動的に振られます。 |
証憑/伝番 | 証憑番号を表示します。
証憑番号は任意入力です。 |
表示 | 伝票Noで登録済みの伝票を呼び出します。 |
検索条件 | 詳細な検索条件を使用して登録済みの伝票を呼び出します。 |
移動→(↓) | カーソルの飛び順を切り替えます。 |
伝票▲▼ | 前後の伝票を表示します。 |
付箋▲▼ | 前後の付箋付きの伝票を表示します。 |
追加 | 新規伝票を追加するモードに切り替えます。 |
修正 | 登録済みの伝票を修正するモードに切り替えます。 |
参照 | 登録済みの伝票を参照のみ可能なモードに切り替えます。 |
複製 | 現在表示している伝票をコピーして新規伝票を作成することができます。 |
貸借反転 | カーソルがある行の借方と貸方を入れ替えます。 |
[明細] |
付箋 | 伝票に付箋をつけます。 |
勘定科目*(借方・貸方) | 勘定科目を入力します。
F4キーで科目の一覧を表示します。 |
補助科目(借方・貸方) | 補助科目有りの設定をしていて、勘定科目を入力した場合は必ず入力します。
F4キーで補助科目を表示します。 |
部門(借方・貸方) | 部門管理をしていて、部門管理している科目を入力した場合は必ず入力します。
F4キーで部門を表示します。 |
摘要(借方・貸方) | 摘要を入力します。
借方に入力した内容は、入力確定後、貸方の摘要にコピーされます |
取引先(借方・貸方) | 取引先管理をしている科目を入力した場合は取引先を入力します。
取引先管理をしていない場合は、カーソルは取引先には移動しません。
取引先の残高管理をしている場合は、必ず取引先をマスタの中から入力する必要があります。
取引先管理をしていて、残高管理をしていない場合は、マスタの登録以外のものも入力が可能です。
F4キーで取引先マスタから取引先を選択できます。 |
税区分(借方・貸方) | 税区分を設定している科目を入力した場合は税区分を入力します。
F4キーで税区分を表示します。 |
金額*(借方・貸方) | 借方金額・貸方金額をそれぞれ入力します。 |
消費税(借方・貸方) | 自動計算されて表示されます。
変更したい場合は直接金額を入力します。*外税のみ変更可 |
[合計] |
借方金額 | 借方の合計金額を表示します。 |
差額 | 借方から貸方の金額を減算した金額が表示されます。 |
貸方金額 | 貸方の合計金額を表示します。 |
機能の一覧
機能の説明
モード
「決算仕訳伝票入力」には追加、修正、参照の3つのモードがあります。
モードを変更するには、画面の右上にあるボタン(図1-1)を押します。
図1-1
押されているボタンが現在のモードを示しています。(図1-1なら追加モード)
それぞれのモードの特徴
追加 伝票の新規登録が可能です。
修正 伝票の修正、削除が可能です。
参照 伝票の参照のみ可能です。
伝票登録時に仕訳マスタを登録する
伝票登録時に、その伝票を仕訳マスタとして登録することができます。
登録手順
伝票入力時に、Shift+F6を押して、仕訳マスタ詳細登録画面を呼び出します。
仕訳マスタ詳細登録画面で、仕訳マスタとしての名称・コード・分類などを入力します。
仕訳の明細部を追加・修正して、[F8確定]ボタンを押します。(この時点で、仕訳マスタとしての登録は完了)
仕訳が未登録であれば、伝票入力画面で[F8登録]ボタンを押して登録します。
伝票登録時に仕訳マスタを参照する
仕訳マスタを参照して、伝票を登録します
登録手順
日付・科目などにカーソルがある状態で、F6仕訳マスタを選択します。
図のような画面が表示されるので、該当する仕訳マスタを選択し、[OK]ボタンを押します。(選択の際は、コードで選択するのが平易でしょう。)
仕訳マスタの情報が貼り付けられます。
過不足があれば、補足して、[F8登録]ボタンで伝票を登録します。
表示
伝票Noで決算仕訳伝票を呼び出します。
伝票Noを入力しなかった場合は全ての決算仕訳伝票を呼び出します。
検索条件
詳細な検索条件を設定して決算仕訳伝票を呼び出します。
(伝票▲▼)伝票移動
画面に表示させる伝票の移動を行います。
[伝票▲]ボタンは一つ前、[伝票▼]ボタンは一つ後の伝票を表示します。
(付箋▲▼)付箋移動
画面に表示させる伝票の移動を行います。
付箋が付いている伝票だけを表示させます。
[付箋▲]ボタンは一つ前、[付箋▼]ボタンは一つ後の付箋付きの伝票を表示します。
絞込み機能
画面に表示された伝票をより詳細に絞り込むことが出来ます。
絞込み項目を入力することで、表示されている伝票行が絞り込まれます。
参照>総勘定元帳(画面)